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周りを見ること
2016年1月10日(日)
高校サッカーに感動を覚えています。自分がプレイしていた45年前からは想像が付かないような、プレイスタイルや
テクニックで見ていても本当に素晴らしいゲームが続いています。スタジアムで見ると更に素晴らしい!
サッカーは11人で行うスポーツです。当たり前ですが、よく考えてみるとボール一つに対して11人で試合を
作るわけですからそのボールに集中すると共に、自分以外の21人、場合によってはレフリーも入れた22人を
常に見ていなければなりません。攻撃をしている時でも、攻撃側だけではなく、守備側の動きも見ながら自分が
どのように動くかを決めていきます。特に攻撃に入った時に、チームの意識がピッタリ合い素晴らしい
コンビネーションでゴールが決まった時は、本当に美しいと思います。
常に顔を上げて、周りと見ること(サッカー用語で言うと、ルックアップ&ルックアラウンド)、これはサッカー
だけではなく、社会生活でもとても大事なことです。自分の所へボールが来たら(或はその前から)、顔を上げて
周りを見て、どのように動くかを考える。これを企業における日常の仕事やITプロジェクトに使わない手は無いと
思っています。自分一人の力では無しえない成果をチームプレイで創り上げる感動、しかもそれを楽しみながら
高い志を持って行い、良い成果に繋げる。こんなことが出来れば、仕事も楽しくなるし、自分の会社がもっと元気に
なると確信しています。
2016年1月10日 自宅にて 野口雄志