自分で開催する「野口塾」や依頼される研修講師やセミナー、講演講師のどの場面をとっても

必ず複数回は口に出すフレーズがあります。それは、「楽しく仕事をする」というフレーズです。

自分自身は、かなりこのフレーズに拘って仕事をしてきたつもりです。どんなに苦しい場面でも

「楽しく」できないか？とか、例え単純作業であってもどうしたら「楽しく」できるのか？などを常に

考えていました。それは、この「楽しく仕事をする」ことで必ず良い成果が生れると確信している

からです。

成果とは単に仕事そのものの成果だけではなく、自分自身、家族も含めた周りの人たちへの

影響なども含んでいます。

参考までに、セミナーで参加している皆さんに「楽しく仕事をできていますか？」という質問を

すると、「はい、まあ・・・」と答える人が9割です。その人達に、「では自分の実力は十分発揮

できていますか？」と質問すると9割の人が発揮できていないと答えます。

実力が発揮できていないのでは、やはり楽しくはないのでは？と思っています。

では、どうすればよいか？　皆さんに考えてもらっています。

2016.1.21　銀座にて　野口雄志